日本最高峰の石材が集う場所へ
こんにちは、青山石材店の青山です。
6月6日、香川県高松市で開催された「庵治ストーンフェア2025」に行ってまいりました。
石材業界のなかでも特に注目されるこのイベントは、毎年楽しみにしている催しのひとつです。
今回は、私自身が現地で見て、触れて、感じたことを皆さまに少しでもお伝えできればと思い、ブログにまとめてみました。
ご興味のある方はもちろん、普段あまり石に触れる機会のない方にも、「石ってこんなに奥深いんだ」と感じてもらえる内容になれば嬉しいです。


実際に行ってみて感じたこと

会場に足を踏み入れると、全国各地の石材が一堂に会していて、まずそのスケールに圧倒されました。
庵治石はもちろんのこと、北木石、青木石、天山石、伊達冠石、大島石、万成石など、名だたる国産石材のブースが立ち並び、それぞれの石の魅力を存分にアピールしていました。
細目の庵治石で斑(ふ)が美しく浮かび上がっている墓石や、重厚感のある天山石、そして伊達冠石は、外側の皮肌は明るい茶系でありながら、切断して磨くと中は漆黒に輝くという、非常に印象的なコントラストを持った石でした。
それぞれの石が持つ表情の違いや魅力をじっくりと見て回るうちに、「やっぱり国産石はすごいな」と改めて感じさせられました。
また、職人さんによる加工実演や、最新の石材加工機械の展示もあり、現場で石を扱う立場としてはとても刺激を受けました。
さらに、全国から集まった同業者の方々とも久しぶりに顔を合わせることができ、情報交換や雑談を通じて業界の今を肌で感じることができたのも、大きな収穫でした。
自然石を使ったお墓
伊達冠石
コンビネーション
庵治石と黒御影石
趣向の有る段付き加工
庵治石


訪問を通じて得た学びと、
これからのこと
若い世代の職人さんたちが少しずつ増えてきてるのも印象的で、「これからの石屋って、もっと面白くなるかもしれんな」と思えたのは正直うれしかったです。
